会社経歴

株式会社安部磨鐡工場

会社経歴

大正15年大阪市西区にて個人創業、昭和14年に東大阪から西淀川区御幣島に工場を移転、昭和22年に株式会社安部磨鐡工場を設立。
創業以来、機械構造用炭素鋼・合金鋼の冷間二次加工、いわゆる構造用鋼の磨棒鋼製造を業としたが、1970年代になり主品目を構造用鋼からステンレス鋼に商品転換し、日本国内では極めて稀なステンレス磨加工専業メーカーとなった。
1990年代に入りバブル崩壊により、且つ、円が$1.00当たり140円台から110円台に高騰するなど為替変動もあり、国内生産を止め、台湾企業との合弁工場に全設備を移管、5年間に亘る技術移転を施し、日本並みの品質を可能ならしめた。
1996年に法人を改め、本社を宝塚に移転、台湾合弁工場から磨棒鋼製品を輸入し、OEM生産した鋼材を日本のみならず海外にも販売、単なる輸入販売業ではなく、品質保証・サービスを含めた製造業、即ち[製造はOEM外注、品質保証は自社責任] を立ち上げた。
2010年に安部誠先代社長が他界したことにより、長女安部薫子が新たに東京に法人設立、従来の商権を継承し、新法人を立ち上げ、現在に至る。今後、海外に於ける 製造拠点設立構想も視野に入れて台湾材を中心に拡販。